Lis. master's voice
Lis. master's voiceは、あの有名なスピーカーに耳を傾ける犬の絵に書かれた古典的なコピー、His master's voiceを少し捩ったものです。
このページでは、みなさんにお伝えしたり、お話ししたりしたいことを
少しずつ書いていこうと思いますので、どうぞおつきあい下さい。
■ Lis. master's voice 第807号 |
Date: 2025年03月18日 (Tue) |
今年の6カ国対抗ラグビー、我がスコットランドは、2勝3敗で4
位、という凡庸な結果に終わってしまいました。
昨年まで4連勝していた、対宿敵イングランド戦は15−16。最
後のコンバージョン・キックを決めれば逆転勝利だったのですが、
この日、キックが不調だったフィン・ラッセルが、わずかに外して
しまい、勝利できませんでした。
現在の段階では格上の、アイルランド、フランスには18−32、
16−35と歯が立たない状態です。
この国のラグビー史上最弱と呼ばれているウエールズですが、今年
はかなり復調の兆しを見せ初めました。アイルランドには最終スコ
アこそ18ー27だったものの、途中ディフェンディング・チャン
ピオンのアイルランドを凌駕するプレーも随所に見られました。
我がスコットランド、そのウエールズに後半途中まで35ー8と楽
勝ムードだったのが、その後3トライ・3ゴールを続けて奪われ、
あと1T1Gでひっくり返される35ー29というスコアで逃げ切
りましたが、後味の悪いゲームになりました。
今年の上位3チーム、アイルランドはフランスに敗れ、フランスは
イングランドに敗れ、イングランドはアイルランドに敗れて、4勝
1敗で並びましたが、勝ち点の差でフランスが3年ぶりに優勝しま
した。
我がスコットランド、一時期に比べ、どのような形からでもトライ
の獲れる強いチームにはなっていますが、まだアイルランド、フラ
ンスとは力の差があるようです。
私がスコットランド旅行中に優勝(当時は5カ国対抗)して以来、
26年間優勝から遠ざかっている(6カ国対抗となってからは0
回)チームが、次回優勝するのはいつの日か。
私の生きているうちに、せめて1回はその美酒の相伴に預かりたい
と心から願っております。
今日、明日が今年最後の冴え返りであって欲しいと思います。寒暖
差がありたいへんですが、お身体を大切にお過ごしください。それ
では、See ya!